株式会社セカンドハート

株式会社セカンドハート

スタートアップ 京都府 2023年11月設立
ビジョン

社会参加を継続できる未来の創造

ミッション

糖尿病による足切断ゼロ

企業紹介

株式会社セカンドハートは、「糖尿病による足切断ゼロ」を掲げ、医療現場で20年以上の経験を持つ臨床工学技士が創業したヘルステック・スタートアップ。糖尿病の深刻な合併症である足病変(足潰瘍・壊疽・切断)に特化し、AI・クラウド技術を活用した診療支援プラットフォーム「Steplife」を開発・提供している。

世界では20秒に1人が糖尿病で足を切断し、日本国内でも年間約1万人が足切断に至っている。切断後の5年生存率は43%と、がんをも上回る厳しい現実があるが、多くの医療機関では診療報酬上の制約やリソース不足により、スクリーニングや予防的ケアが十分に行えていない。また患者側も無症候性ゆえに発見が遅れるケースが多く、結果として医療費が膨れ上がり、患者のQOL・就労機会が著しく損なわれている。

当社はこの現状を変えるために「Steplifeクラウド」と「SteplifeDPN(臨床研究段階)」の2つの中核プロダクトを展開している。

Steplifeクラウドは、患者自身が足の状態をスマートフォンで記録・送信し、異常を検出すると医療機関やケアチームへ通知。医療機関は患者データをクラウド上で一元管理でき、訪問看護・フットケア指導と連動した“重症化予防”の運用が可能になる。既に日本国内6施設で導入済、さらに18施設でデモを進行中。導入施設のフットケア品質・患者の自己管理意識の向上が確認されており、紙からの移行により業務効率化にも貢献している。

また、開発中のSteplifeDPNは、従来アナログだった末梢神経障害の検査を定量的に行うもので、症状が出る前段階でリスクを抽出する。これにより、医師・看護師の負担を軽減しつつ、無症候性リスク患者を掘り起こすことができる。

ビジネスモデルは医療機関向けBtoB(月額1万〜6万円)と、海外におけるBtoGtoC(月額300〜1000円/人)を想定。IT導入補助金適用実績もあり、導入ハードルは低い。すでにマレーシア法人「SECOND HEART ASIA Sdn. Bhd.」を設立し、MUKMINとのPOC、社会保障機構(SOCSO)との連携交渉を進めている。

当社の強みは、一次予防に寄与する点、患者単独でも使えるUI、クラウドでのリアルタイム監視、AIによるトリアージ設計など、従来の創傷管理ツールとの差別化が明確であること。実装コスト・オペレーションのしやすさを武器に、日本国内でのシェア拡大と、ASEANを中心としたグローバル展開を推進している。

世界中の「切らなくてよかった足」を救うことが、我々の使命である。

従業員数
〜10名
主要株主
ミライドア株式会社(旧フューチャーベンチャーキャピタル) ミライドア株式会社(旧フューチャーベンチャーキャピタル)
共創・協業テーマ
糖尿病患者に対する「足切断ゼロ社会」の実現を目指し、足病診療支援プラットフォーム『Steplife』を中心とした糖尿病領域のエコシステムを国内外で構築する。
パートナーと実現したいこと
DX推進 , クロスセル連携

サービス

なぜ放置したの?をなくす足管理システムです。 糖尿病や人工透析の患者とそれをサポートする医療提供機関のためのフットチェックアプリ「Steplife(ステップライフ)クラウド」

企業情報

企業名

株式会社セカンドハート / SECOND HEART Inc.

代表者名

石田 幸広 (イシダ ユキヒロ)

市場区分

未上場

住所

〒617-0836 京都府長岡京市勝竜寺巡り原22番地の9

ウェブサイト

https://www.secondheart.co.jp

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